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こんにちは、ほろろです。
今週から毎週「海のはじまり」を取り上げます。
初回から目黒蓮さんの繊細な演技が気になりました。
特に目の動き、表現が良くて夏の心情が痛いほど伝わってきましたね。
子役の泉谷星奈(いずたにらな)さんも
いじらしさが光っていました。
1話のラスト、夏と海それぞれに掛けた大好きが
お互いのスマホに実は隠れていたという展開。
脚本の秀逸さを感じます。
そして、水季が吐いた優しい嘘。
これが実は嘘ではなかったということに気づきました?
何のことかわからない方はぜひ最後までご覧ください。
YouTubeでは本記事に先んじてリアルタイムで見ながらCMの間に感想を話すライブ配信も行っていました。
反響を見ながら来週以降も続けてみるのでタイミングが合えばぜひ一緒に見ましょう!
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ドラマ「海のはじまり」1話のストーリーを振り返り
元恋人の死
本作の主人公月岡夏は28歳。
平々凡々。そして主張の少ない性格のようです。
年上の彼女から笑いながらも
「うん」と「うーん」の間みたいな返事辞めれる?
と嗜められていました。
それでも平和で平凡な日常はずっと続いてきたし
これからもずっと続くものだと思っていました。
夏の元に一本の電話が入ります。
立ち上がり、スマホを耳に当てる夏。
直後、その目は動揺で左右に揺れました。
大学時代の元カノが病気で亡くなったことを知ったのです。
あまりに急過ぎる訃報に愕然としながら葬式に向かう夏。
8年振りに再開した元カノーー南雲水季は祭壇の上で
微笑みを浮かべていました。
額の中で浮かべたその相好は二度と崩れることがありません。
棺の側に一人の少女がいました。
もう動くことのない水季の顔を覗き込んでいます。
夏が見ていることに気づくと少女は顔を上げました。
視線が交錯します。
しかし、すぐに祖母と思しき人物がその手を引き、席に連れ戻しました。
少女が水季の遺した一粒種であることを知った夏。
水季に子どもがいるーー
それも赤子ではなく幼児です。
夏は心ここに在らずといった様子で狼狽を隠せません。
スマホを取り出し写真のアプリを開きます。
過去に遡ると在りし日の水季が現れました。
夏は水季に出会った頃のことを思い出します。
それにしても元カノの写真を残しているとは
よほど忘れられない恋だったようです。
彼女との出会い
水季と出会いは大学入学直後の新入生歓迎会。
友だちが行くから、という消極的な理由で参加した山岳部の新歓は
心から楽しめるものではありませんでした。
トイレに立ったその帰りに夏は
座り込んでいる同年代の女性を見かけます。
当初は具合が悪いのかと思いお声をかけたのですが
実はスマホに向かって背中を丸めゲームに興じているだけでした。
彼女もまた山岳部の新歓にやってきた大学1年生。
南雲水季と名乗り、となりに座るよう勧めます。
彼女のペースに飲まれ、誘われるまま座ってしまう夏。
山岳部の新歓にやってきたのは
タダで沖縄料理を食べられるからで
そもそも自分は海派だ、と
あっけらかんと言い放った水季でしたが
実は夏自身も山に興味がありません。
不思議な共通点を見出してしまいます。
水季は夏が座ってもゲームを手放しません。
時折訪れる沈黙の時間。
何のために座らされたのか意味がわかりません
水季は全く気にしておらず
非常にマイペース。
その一方で夏は人に合わせて生きてきました。
それを自身の欠点としてあげつらい
自虐的に告白しましたが
水季はそれを「すごいこと」として
しかし、そんなにすごいことでもないような語調でさらりと言うのです。
自分より他人のことを考えちゃうだけでしょ
視線はゲームに向けたまま水季のことを「尊敬します」と褒めます。
それでもその言葉は夏に強く響きました。
他人を尊重できる夏と自分を貫き通したい水季。
全く正反対の二人でしたが
磁石のN極とS極のように惹かれ合いました。
程なくして交際を始めた二人。
山岳部の新歓で海派とのたまっただけあって
二人は海にもよく行きました。
スピッツの「渚」をBGMに、気持ちよく海岸沿いを車で飛ばします。
〜♪幻よ、冷めないで
そのフレーズが残響となり、現在の夏の耳朶を打ちました。
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醒めた幻
現実に戻ってきた夏。
水季と過ごした夏を閉じ込めたスマホをしまうと
同じタイミングで水季の娘が男に手を引かれてやってきました。
男は少女にこの場から離れないよう言いつけ葬儀に戻ります。
少女は夏とは離れたところに座りお絵描きを始めました。
夏は思うことがあって近づき声をかけます。
少女は初対面の夏に対し警戒することもなく「海」と名乗りました。
オズオズと年齢を尋ねるとこれまた「6歳」と即答します。
その立ち振る舞いに悲嘆に暮れる様子はありません。
少し前には付き添いの男に「次いつママと会える?」と確認していました。
はっきりと母の死を認識できていないのでしょうか。
夏が先ほどの男が父親なのかを訊きます。
津野君がパパなわけないじゃん
笑いながら海は答えました。
夏は海に父親がいないことを察します。
そこへ親戚と思われる女性が近づいてきました。
楽しそうね、と声をかけると途端に海の表情が曇ります。
それを見た夏は大人が思っている以上に
海が母の死を認識していることに気づきした。
明るく振る舞っていたのは
彼女なりに壊れそうな心を守るための行動だったのかもしれません。
今にも転落しそうな感情の綱渡り。
そこへ夏が手を差し伸べました。
スマホを取り出し、海に在りし日の水季の姿を見せたのです。
そこには砂浜で無邪気にはしゃぐ母がいました。
イヤホンを耳に入れた海の口元から自然と笑みが溢れます。
中絶
2年生になっても夏と水季の関係は続いていました。
夏の部屋には就活の資料が置いてあります。
特定の会社を志望しているわけではありません。
ただ親を安心させたい、という気持ちから夏は行動を起こしていました。
自分より他人を重んじるいつもの夏らしい行動。
しかし、そんなところに惹かれていたはずなのに
水季の反応はどこかぎこちないものでした。
しかし、先を見据えて動き始めた夏を見て
水季は意を結したように一枚の紙を差し出しました。
人工妊娠中絶に対する同意書
夏の表情筋が一瞬で凍りつきました。
水季は同意のサインを求めます。
気持ちの整理がつかないままペンを握らされる夏。
いつも周りに流される夏でしたが
今回は即決できるはずなどありません。
水季に問いただすと
妊娠がわかったのは1週間前で
身近な人には誰にも相談していないと言います。
夏はショックを受け
気づいてあげられなかったことを詫びました。
改めて他に選択肢はないのか、と訊きますが
水季は強い眼差しで真っ直ぐに夏を見つめ
決断は揺るがないことを断言します。
鉛のように重たくなったペンを握り締め
夏は時間をかけて名前を書きました。
一つの命を奪う決断を後押しした夏。
目から涙が溢れ落ちます。
その手に自分の手を重ね合わせ
水季は「クリスマスどこ行こうか」と持ちかけます。
既に水季は前を向いていたのです。
しかし・・・・・・
手術はすぐに終わり、元の生活に戻った夏。
ところが水季は戻ってきませんでした。
夏に告げることもなく大学を退学してしまいました。
夏はすぐに水季に電話をかけます。
彼女は相変わらずにあっけらかんとした口調で
「他に好きな人ができたから別れよう」と告げました。
夏はその言葉をどこまで真実として受け取ったのでしょう?
破局を受け入れたものの口からは恨み言が飛び出します。
しかし、水季には届きません。
絶対幸せになるし、する
そう、断言しました。
夏は諦めるしかありませんでした。
元気でね
お互いに同じ言葉を交わし電話が切れます。
そして、現在。
夏は水季がかつて別れる理由にした「他に好きな人」が目の前にいることにまだ気づいていません。
真実
母の動画を見終わった頃、
ちょうど水季の同僚ーー津野が海を迎えに来ました。
月岡です、と自己紹介をした夏に
津野はどこかよそよそしい態度を見せます。
津野は夏が来ていることを
水季の母ーー朱音に伝えました。
それまで力なく目を伏せていた朱音でしたが
途端に顔を上げ津野を見ます。
その瞳には怒りの感情が揺らいでいました。
朱音は海の手を引き、夏の元へ向かいます。
夏を見つけると挨拶もそこそこに
自分の連絡先を書いたメモを渡す朱音。
夏は事態を飲み込めず唖然としながら受け取ります。
その反応を見た朱音は
夏がまだ何も気づいていないことを知ります。
海を離れたところへ追いやり夏に1枚の紙を見せます。
それはあの日サインをした
人工妊娠中絶に対する同意書そのものでした。
夏はあまりのことに二の句が告げません。
7年前、水季にできた「他に好きな人」が海であることに今ようやく気づきました。
知らなかった、とはいえ
朱音は夏への怒気を隠そうとしませんでした。
海の父親やりたいとか思わないですよね?
奇しくも水季から妊娠を告げられた日と
同じ決断を迫られていました。
父親になるのか?
決定的にその日と違うのは
他人の意思が介在しないこと。
夏が一人で決めなければなりません。
そしてそれは彼が最も苦手とすることでした。
夏は何も答えることができません。
朱音はすぐに諦めます。
そして、涙ぐみながら水季の生きたこの7年を想像してほしいと訴えました。
夏はやはり何も言えないままです。
そこへ海が戻ってきました。
夏君!
名前を呼び、人懐こく手を振ってきます。
そこに在りし日の水季の虚像が重なりました。
夏は唖然としたまま手を
少しだけ振り返しました。
家に帰ると恋人の弥生が出迎えてくれます。
夏のことを心配してくれていたようです。
まだ感情の整理がつかない夏のことを労ってくれます。
夏は優しくしてくれる弥生に真実を告げるか逡巡します。
大学の・・・・・・
大学の時の・・・・・・
声帯を震わせ、
そこまでは絞り出したものの後が続きません。
結局、夏が伝えられたのは「同級生が病死した」という
薄皮で覆った無難な真実。
弥生は泣き崩れる夏の肩を優しくさすります。
夏と海
翌日、夏は会社を休んで
気持ちの整理をしていました。
スマホに残った水季の動画を消そうとした矢先
家のチャイムが鳴ります。
果たしてそこにいたのは海でした。
なんと一人きりです。
驚く夏。
海は水季と一緒に家の前まで来たことがあるというのです。
その時のことを覚えていた海は
夏に会うために一人でやってきました。
ジリジリと陽が照り付ける中
玄関先で話すのも申し訳なくなり
夏は海を家に招き入れます。
海は鞄からスマホを取り出しました。
それは亡き母の遺品。
夏に見てほしいと言い
動画を再生します。
そこには夏の知らない
母としての水季が映っていました。
スマホの中の水季は
季節としての夏が好きだと連呼します。
しかし、そこには明らかに
それ以上の意味が込められていました。
夏の双眼から涙が溢れてきます。
水季は一人で生み、育てながらずっと夏のことを想っていたのです。
しかし、自分は・・・・・・
朱音に言われた言葉が蘇ります。
水季の生きたこの7年を想像してほしい
そこへ海が「もう一回見せて」と声をかけます。
葬式中に夏が見せてくれた動画を指しているようです。
夏はスマホを渡します。
今度はイヤホンを使わずに再生。
水季が満面の笑みで連呼します。
海大好きー!
海は嬉しそうに声を出して笑いながら
ビデオに夢中になっています。
海もママ大好き
ビデオを見終わった海は問います。
夏君、海のパパでしょ?
二つの大きな目がじっと見つめてきます。
夏は狼狽してやはり何も言うことができませんでした。
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/目黒蓮さんのの180度違う演技が見られる
ドラマ「海のはじまり」1話〜伏線に気付いた?〜
海のはじまり1話でした。
水季が夏と別れる理由に持ち出したーー
他に好きな人ができた
これがお腹にいる子どもを指しているってこと皆さんは気づいていましたか?
僕は初見時に「絶対幸せになるし、する」という台詞に
違和感は感じたもののその場ではスルーしていました。
改めて見ると全く嘘のない台詞回しになっていたことに気づきます。
さすが生方先生、巧みな脚本に舌を巻きました。
さて、より掘り下げた感想はYouTubeにてお話ししています。
対談相手は僕の妻。
男女両方の視点からの夫婦トークをぜひお聴きください。
\感想から再生されます/
それでは次回もお会いできますように。
バイバイ
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当ブログではありとあらゆる映像作品の視聴にホームシアター「アラジンX(旧称:ポップインアラジン)」をおすすめしています。
もちろんTVerやFODも見られるので「海のはじまり」を100インチの大画面で楽しめますよ。
テレビの買い替えにホームシアターという選択肢も挙がるのが今の世の中。
その魅力に以下の記事で触れてみてください。
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