こんにちは、ほろろです。
2月末、突如として発表されたアラジンコネクター2。
初代を使っていた者からすると一番気になるのは
遅延は軽減されたのか?
聴くところによれば、何やら「ゲームモード」というゲームを遊ぶ時のためだけにデザインされたモードがあるのだとか!
これはいち早く使用感をお届けしたいと思い、楽天市場での販売を待たずに購入をしました。
今回は初代からのアップデートのポイントと接続方法、実際の遅延の度合いを解説します。
アラジンコネクター2、初代との違いは?

即購入はちょっと待って!
2023年2月22日、アラジンコネクター2が発表されると同時に先行販売が始まりました。(先行販売は3月14日まで)
先行販売では1000円の値引きがされています。
これはいち早くレビューを届けなければならない、ということで早速購入をしました。
しかし、まだ楽天市場やAmazonなどのショッピングサイトでの販売は始まっていません。
普段これらのショッピングサイトで買い物をする習慣がある方は一般販売が始まるまでもう少しお待ちいただくのが吉です。
というのも本音を言えば僕も楽天市場で購入したかったんです。
それは絶対に1000円を上回るポイント還元を受けられるから。
だから、普段利用するショッピングサイトがあって急がないのであれば、先行販売が終わるのを待つのがお得です。
どこが変わった?アラジンコネクター2
公式サイトの情報によれば進化したポイントは以下の通り。
シネマ・ゲームの専用モードを搭載
シネマモード
【シネマモードは美しく】
新しく搭載された「シネマモード」は、
AladdinX公式サイトより
転送する画質を向上させることに特化した
Aladdin Connector 2の新機能のひとつです。
より美しく、より鮮やかに映像を楽しみたい方に
おすすめの機能です。
はっきり言います。
アラジンコネクターを通して映画を観る必要性については議論が必要。
理由は既にポップインアラジン本体だけでほとんどのVODサービスに対応できているから。
少し前まではTVerを利用するにはアラジンコネクターが必要だったのですが、満を持して対応されました。
では、アラジンコネクター2でシネマモードを利用する場面ってあるんでしょうか?
その答えはBlu-rayやDVDのディスクを再生する時です。
様々なVODサービスによって隅に追いやられている記録媒体ですが、これでしか観られない映像コンテンツもまだまだあります。
TSUTAYA DISCASを契約している方にとっては垂涎ものの付加価値です。

ゲームモード
【ゲームモードは滑らかに】
ゲームをより快適にプレイしたいという
AladdinX公式サイトより
お客様からのご要望を受け、
「ゲームモード」を新しく搭載しました。
リフレッシュレートを改善させることにより
遅延を軽減し、よりゲームプレイに特化した
モードです。
こちらは見逃せないポイント。
なぜならアラジンコネクター唯一にして最大のウィークポイントは“遅延”だったから。
これが解消されると革命が起きます。
実際にどれくらい遅延軽減されるかは気になる方はこちらまでスキップ。
解像度が4Kに対応
4Kという言葉、だいぶ耳馴染みのある言葉として広まりましたよね。
平たく言えば画質が綺麗になります。
ただ、こちらについては出力側も4Kへの対応が必要。
例えばNintendo Switchや普通のBlu-rayであれば4K対応していません。

Nintendo Switchの解像度はフルHD。4Kはその4倍です
4K画質を視聴する環境があれば強大な付加価値となります。
接続が簡単になった
今まではスマホ用のアプリAladdin Xを通さなければアラジンコネクターと本体の接続ができませんでした。
これが簡易になります。
しかし、接続にアプリを通すのは初期設定においてのみ。
一度接続すれば旧型でもアラジンコネクターと本体の電源を入れるだけで接続されます。
今までも問題なく接続できていた方にとっては差を感じられません。
高速通信規格のWi-Fi6に対応

高速通信!
“高速通信”は非常に心躍るワードですが、そもそも家庭でWi-Fi6に対応しているルーターを使っている方はレアです。
詳しくはこちらで説明しています。
将来的には活かされる機会が増えるかも・・・・・・。
60Hzのリフレッシュレートに対応

リフレッシュレート?
難しい言葉が出てきましたが、実はこれが結構大事。
特にゲームプレイの際に実力が発揮されます。
リフレッシュレートが60Hzということは1秒間に画面が書き換えられる回数が60回ということ。
要するに画面が滑らかに動くということです。

ということは?

ゲームが遊びやすくなる!
通常のモニターのリフレッシュレートは60あれば十分だと言われます。
逆に言えば今までは平均以下の世界にいたんですね。
Nintendo SwitchやPlayStation4の出力だと60Hz以上あっても意味を成さないので十分に遊べます。
これは実に期待できます!

PS5は?
PlayStation5は120Hzまで出力できますが、こだわりがなければ60Hzで問題ありません。

左上に注目。
1080は解像度、60Hzはリフレッシュレートを示しています。
Nintendo Switchは4Kに対応しておらず、1080(2K)までしか表現できません。
しかし、触れ込みどおりのスペックを発揮してくれています。
アラジンコネクター2を買うべきはこんな人
以上の情報をまとめるとアラジンコネクター2が“買い”なのはこんな人です。
接続してみよう!アラジンコネクター2
アラジンコネクター2の外観



外箱はこんな感じ。



開封の儀を経て中身が出てきました。
アラジンコネクター2は角張りが減って丸みを帯びたフォルムです。
眺めていても仕方ないので早速接続してみましょう。
アラジンコネクター2を接続
先述したとおり、接続は初代より簡単になっています。
まず、電源プラグをコンセントに挿します。
電源用のスイッチはないので、挿入後すぐにランプが点灯します。

初代と違ってランプが小さい
参考資料:光る初代アラジンコネクター

点灯が点滅に変わったらポップインアラジン本体の設定に移ります。



OKボタンを押しましょう

これでもう使える状態です。

初代と比較すると必要な工程がかなり減りました。
参考資料:初代アラジンコネクターのアプリとその消し方

初代にはHDMI❶と書かれています。
不要な方は消しましょう。
方法↓(Netflixのアプリを例にしていますが、方法は同じです)



Nintendo Switchとの接続方法をより詳しく見たい方はこちらへどうぞ。

アラジンコネクター2を再接続(接続が切れがちの場合)

あれ?結構接続が切れるぞ
僕の場合、初接続時は不規則に切れてしまって全く遊べたものではありませんでした。
説明書を読むと「再接続せよ」との指示が。
早速試してみましたが、こちらも簡単でした。
アラジンコネクター2のロゴはボタンになっていて、押すと小気味のいい音と共にランプが反応します。
点滅するまで押し続けましょう。
その後は再びポップインアラジン本体の設定に移って初期設定の時と同じことをします。



OKボタンを押しましょう

それでも接続が切れる場合はこちらをご覧ください。

アラジンコネクター2アプリ内の選択項目
次にアプリ内の選択項目を見てみましょう。
初期設定で問題なく繋がるはずですが、念のため。


1、HDMIプラグ&プレイ
オンだとアラジンコネクター2と接続された際に自動的に接続先の画面が出力されます。
オフならこのアプリを立ち上げましょう。
2、HDMIデバイスの操作
CECはアラジンコネクター2とHDMI接続された機器を連携させる機能のこと。
通常はこちらを選んでおきましょう。
USBを選ぶのはどのような場面なのか調べたのですが分かりませんでした。

ごめんなさい
3、画面転送モード
ゲームをする時は「ゲーム」、映像を観る時は「シネマ」を選びます。
それぞれに最適化された状態で出力されるようなのですが、仕組みは不明。
結局、遅延はどうなった?
実は公式ページに書かれたアラジンコネクター2のスペックには以下の表記があります。
遅延<100ms
分かりやすく言い換えると
100ミリ秒(=0.1秒)未満の遅延がある
となります。

結局、遅延あるんじゃん!
では、実際にどれほどの遅延か、アラジンコネクターとNintendo Switch本体の反応速度の差をご覧いただきましょう!

感じ方は人それぞれ!
まとめと価格
満を持して登場したアラジンコネクター2。
気になる公式ホームページでの販売価格は
18,800円です。

あ、高・・・・・・
と思ったそこの貴方はAmazonや楽天市場などでの販売を待ちましょう。
初代は公式ホームページより安く買えることがありましたし、ポイントも付与されます。
なお、初代の価格は15,800円。2023/3時点で値下げはありません。
アラジンコネクター2は100インチの大画面でゲームをするという夢を叶えるために必要なデバイス。
ちょっと贅沢なゲーム体験をしたい方はぜひ手に取ってみてください。
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