ドラマ感想｢リビングの松永さん｣9話。小夏と松永さんの過去とは？

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こんにちは、ほろろです。

リビングの松永さん9話の感想をお届けします。

前回｢このタイミングで美己が告白した意図がわからない｣と首を捻っていたのですが

改めて見てみると

「松永さんのことが大事だから」とちゃんと理由を言っていました。

大事をよりはっきり伝える手段として「好き」を口にしたのでしょう。

ドラマを見ているファンの方からは

「今伝えたいという心の動きは幼さ故。女子高生らしい」とコメントいただきました。

気持ちが昂って止まらなかったのでしょうね。

ありがとうございました。

さて、今回はキャラクター同士の関係が面白い対比になっていました。

３組のカップルの比較、ぜひ後半まで見届けてください。

実は小夏には裏の感情があったのでは？と分析もしています。

最後までお読みただけると嬉しいです。

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ドラマ｢リビングの松永さん｣9話のストーリーを振り返り

松永さんが好き。

勢いでつい告白をしてしまった美己。

全くの予想外の不意打ちに松永さんは唖然とします。

美己は慌てて告白を撤回し、逃げるようにその場を去ります。

凌の言うとおり｢豪速ド直球」で挑みましたが

松永さんが投げ返してくれるのを待つことはできませんでした。

しかし、逃げたところでどうにもなりません。

帰りは否応なく松永さんの運転する車で10時間二人きりです。

美己は後悔の念に駆られながら助手席に座るのでした。

松永さんも気まずさが全面に出ています。

帰ってくるなり松永さんは健太郎の働くバーへ駆け込みました。

美己に告白されたことは伏せたまま

自分を大事にしていないように見えるかを訊きます。

健太郎は「皆に優しいから自分のことが二の次になっている」と指摘しました。

松永さんは納得できずにいます。

本人にそんなつもりはなかったのです。

皆純君の幸せを願っているよ

健太郎は穏やかな表情で説きました。

美己は松永さんの視界に極力入らないよう生活をしていました。

そんな美己を見て、凌はすぐに気づきます。

告白でもした？

美己はそれを肯定し

後先考えず踏み切ったことに対する反省を口にします。

凌は反省の必要などないと微笑みかけました。

そこへ慌てた様子のあかねが帰ってきました。

ただいまも言わず開口一番、矢も盾もたまらず美己に伝えます。

私カレピにプロポーズされました

それを聴き、美己は素っ頓狂な悲鳴を上げます。

バーから帰宅した松永さんはシェアハウスを覗き込む丸い背中の男と遭遇します。

そして、全く動じる様子もなく声をかけました。

男はびくりと肩を震わせ振り返ります。

その手には一輪の薔薇が握られていました。

家に入った松永さんはあかねに「サンジと名乗るインド人が来ている」と伝えます。

なぜか国籍まで把握している松永さん。

名前でインド人と判断できたのでしょうか。

あかねはそのインド人こそが恋人だと言います。

しかし、その表情は白馬の王子様が迎えに来たことを喜ぶ風ではありません。

あかねはなんとプロポーズを断っていました。

その理由は彼が自分の夢であるカレー屋の開業を後回しにしてあかねと一緒になろうとしていたから。

あかねにとっては犠牲ありきの結婚など受け入れられるものではありませんでした。

松永さんは｢ちゃんと話を聞いた方がいいのではないか｣と

大人のアドバイスをし彼を中に迎え入れました。

サンジはあかねに対し気持ちを必死に伝えます。

しかし、あかねは｢自分がサンジの夢を諦める理由になりたくない｣と突っぱねたのです。

その台詞を聴き、松永さんは心の中で自分の置かれている状況と重ねます。

美己のために行動しコンペへの参加を見送りにした松永さん。

美己の涙と告白は楔となって心にグサリと刺さっているようです。

サンジは考え直していました。

やっぱり自分の店を持ちながらあかねを幸せにすることを決めたのです。

｢軌道に乗ったら結婚しよう｣と芯の強さを見せました。

あかねはそれでも首を振ります。

サンジの挑戦を隣で支えると言い、サンジの手から薔薇を奪いました。

結婚するなら今すぐです！

サンジは驚きながら、抱きついてきたあかねを受け入れました。

松永さんは穏やかな表情で二人を見守ります。

あかねはシェアハウスを出て行くことにしました。

サンジと一緒にカレー屋の開業に全力投球。

それがあかねのケリの付け方でした。

結婚式はしないと言います。

じゃあ、タコパ！

二人の声が重なりました。

美己と松永さんです。

運命めいた偶然の一致を目の当たりにし

凌は二人から視線を逸らしました。

凌は美己を諦めてなどいなかったのです。

松永さんと二人になったタイミングで切り出します。

松永さんが美己の告白にどう応えるのかを問いました。

またも不意打ちを食らって松永さんは言葉に詰まります。

凌は松永さんに背を向けたまま話し続けます。

俺ここに越してきたのは園田さんのことが気になったからで

凌は正直に自分の気持ちを打ち明けました。

松永さんは黙って耳を傾けます。

松永さんが年齢差や保護者という立場を言い訳にして

行動を起こさないならもう遠慮しないと言います。

松永さんは最後まで何も応えることができませんでした。

翌日、松永さんは美己を呼び出しました。

話したいことがあると言います。

凌の宣戦布告を受け、思うところがあったようです。

しかし、松永さんが切り出したのは広告の世界への再挑戦の話でした。

先日辞退したのも美己を理由に逃げていたのかもしれないと言います。

自分を気に入ってくれていた企業とも話をつけており

再びチャンスをもらえることになりました。

松永さんが自分自身を優先したことを知り美己は率直に喜びます。

それと告白のこと……

しかし、松永さんが続けて出しかけた話題を美己は遮りました。

答えを聴くことはせず

先延ばしにするでもなく

仕事に集中するよう伝えます。

松永さんは少しホッとした表情で感謝を伝えました。

あかねがシェアハウスから退去する日が来ました。

在宅している面々は荷造りを手伝います。

松永さんだけは大事なプロジェクトを控えており出かけていきます。

自分自身を第一優先。

美己たちは快く松永さんを送り出します。

夕方には荷造りが終わり、あかねはサンジと一緒に去っていきました。

来月にはカレー屋がオープンするとのことです。

美己は疑問を口にします。

あかねさん結婚式本当に挙げたくないんですかね？

カレー屋の開店資金のことを考えて諦めたのではないかと思ったのです。

朝子さんも同じことを考えていました、

美己は提案します。

このシェアハウス内で式を挙げよう、と。

全員が同意しシェアハウスを教会に改造する計画が始まります。

あかねには秘密のサプライズです。

松永さんが帰宅し計画の全容を知るとノリノリで参加しようとします。

しかし、全員に止められます。

まずは仕事を優先！

松永さんは渋々受け入れます。

しかし、当日何か重要な役目を任されるようです。

美己は小夏先生を結婚式に誘いました。

小夏は喜び、もちろん行くと言います。

美己は続けて今まで吐き続けていた嘘を打ち明けました。

実は美己の意中の相手が松永さんだったと聴き小夏は動揺します。

でも、あかねの結婚式はまた別の話。

二人が改めて恋のライバルになったことはさておき

まずはあかねを心から祝って送り出そうと約束しました。

迎えた当日、あかねとサンジは結婚式の準備がされているとは知らず

シェアハウスにやってきます。

その日は松永さんが作ったウイスキーの広告を

プレゼンテーションする日でもありました。

それも完璧に終えて、帰宅し松永さんはサプライズに向けて準備をします。

松永さんの役目とは新婦の父役でした。

美己の保護者であり、シェアハウス内の父的役割を担う松永さん。

正装姿が決まっています。

牧師役は健太郎。

どことなく胡散臭さを滲ませながら二人に愛の誓いを立てさせました。

愛の誓いが終わると次は写真撮影。

小夏先生がカメラマン役を担ってくれます。

松永さんが気を利かせて洗面所にあった花束を持ってきました。

得意げな表情で差し出したそれは

更なるサプライズで後に渡すはずのものでした。

でも、これは松永さんが空気を読めなかったのではなく

健太郎が松永さんにサプライズのことを

伝えるタイミングを逸していただけでした。

しかし、「前にも自分へのサプライズをバラしたことがある｣とあかねは口を尖らせます。

松永さん不憫。

美己は涙を流していました。

松永さんはサプライズをぶち壊してしまったことを謝ります。

そうではありません。

あかねがシェアハウスを出て行ってしまうことが悲しかったのです。

それでもあかねが幸せになることは嬉しいという

美己の想いを受け止めあかねも涙します。

優しい雰囲気に包まれたシェアハウス。

松永さんはハグを交わす面々を見て

父親のような表情で微笑んでいました。

結婚式が終わり松永さんは小夏を送ります。

二人で話す機会を作ったのは8話で約束したとおり。

かつて松永さんと小夏が付き合っていた頃

シェアハウス内の不文律に従い

二人の間には｢どちらかが出ていかなければ｣という思いがありました。

松永さんは自分が出ていくつもりでした。

しかし、小夏は自分の夢を優先させて自分が出ていくことを決めたのです。

結果的に松永さんはシェアハウスに残り、そしてその後二人は破局します。

小夏は再会をきっかけにその時のことを振り返っていました。

果たして自分のした選択は正しかったのか？

松永さんが挫折から立ち直り、

フリーのデザイナーとして自立していく姿を見て

小夏は焦りを感じていました。

夢にもっと真摯に向き合わなければ

松永さんと肩を並べて歩く資格がないと考えてしまいました。

その結果、小夏はシェアハウスでの生活や

恋人を犠牲にして夢を追うことにしたのです。

小夏はそれを後悔していました。

やり直せるならやり直したい

空いた穴を埋めるように小夏は告白をします。

松永さんは真摯に応えます。

小夏は大切な存在だが今はもうかつてのような感情は抱けない

はっきりと正直な気持ちを伝えました。

小夏は諦め切れず、松永さんに身を寄せます。

しかし、松永さんはそんな小夏から物理的に距離を置き言ったのです。

好きな人がいる

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ドラマ｢リビングの松永さん｣9話感想

美己の告白で終わった第8話。

いよいよ物語も佳境かと思いきやリビングの松永さん、全12話だそうです。

ということで第9話では松永さんが美己の告白に対し

返事をすることはありませんでした。

３組のカップルが登場。それぞれ関係にどう折り合いをつける？

今回は自分の夢とパートナーの関係にどう折り合いを

つけるかにフォーカスが当てられていましたね。

美己と松永さん

あかねとサンジ

かつての松永さんと小夏

小夏は夢を追いかけることを優先し

松永さんとの関係に終止符を打ってしまいました。

松永さんはそれに傷つき

自分の夢を追いかけることを二の次にする性格になったのでしょう。

小夏先生の本心って？

ただ小夏も自分の夢を優先させたと言いましたが

それも100%の本心ではないのではないかと思います。

松永さんはこのシェアハウスの住人たちにとって心の支えになっており

また松永さんにとっても彼を立ち直らせた

シェアハウスの存在は大きかったのでしょう。

小夏は松永さんからシェアハウスを出ていくという

選択肢を奪いたかったのではないでしょうか？

ただ男気溢れる松永さんですから

そんな気遣いは到底受け入れられないでしょう。

結果的に小夏は本心を隠し、

自分の夢を追いかけると言い訳をして

シェアハウスを出ていった。

……ということなら小夏というキャラクターも少しは浮かばれるかも？

他者を優先することにした松永さんでしたが

美己の告白をきっかけに自分の生き方に疑問を持ちます。

健太郎に相談に乗ってもらい

サンジとあかねのやり取りを見て

松永さんは自分を大事にすることも必要であると思い出しました。

松永さんのプレゼンテーションがうまくいったかまでは

今回描写されませんでしたがきっと大丈夫でしょう。

うまくできたシナリオでした。

ちょっと気になったポイント。

和歌山からの帰り道。

気まずい10時間どう過ごしたのかは全く描写されませんでした。

寝たふりでもしたのでしょうか？

流石に10時間はきつい。

平常心でいられない松永さんを見たかったです。

それでは次回もお会いできますように。

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リビングの松永さんを見るならアラジンXがおすすめ！

当ブログではありとあらゆる映像作品の視聴にホームシアター「アラジンX(旧称：ポップインアラジン)」をおすすめしています。

もちろんU-NEXTも見られるのでリビングの松永さんを100インチの大画面で楽しめますよ。

テレビの買い替えにホームシアターという選択肢も挙がるのが今の世の中。

その魅力に以下の記事で触れてみてください。