ドラマ｢マイホームヒーロー｣6話の感想、考察。佐々木蔵之介・高橋恭平出演

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こんにちは、ほろろです。

今回はマイホームヒーロー6話の感想を振り返ります。

と、その前に劇場版マイホームヒーローの新たな特報動画が公開されました。

映像はドラマ版のダイジェストで構成されていましたが

完全決着！と告知されているのでおそらくドラマの続きかと思われます。

原作に忠実に映像化されている本作。

どこまでがドラマで、どこからが映画になるのでしょうか？

公開が楽しみです！

マイホームヒーロー第6話【ストーリーを振り返り】

鳥栖哲雄と歌仙が世間に流したチンピラが自転車に当たる動画。

それは延人が生きているように見せかけ

自分たちへの疑いを晴らすために作ったものでした。

しかし、組織の捜査は哲雄の想像以上に大掛かりで

それはあっさりとフェイクと看破されてしまいます。

思わず表情を硬くする哲雄を見て恭一は疑いを強めます。

恭一は哲雄の家に証拠を探しに行くことを決めます。

家には妻がいることを理由に拒否する哲雄でしたが「出ていってもらえ」と聞く耳を持ちません。

実は哲雄には次の策がありました。

それは組織の誰かに罪を被せるというもの。

その対象は恭一。

しかし、金曜日までに延人が見つからなければ

恭一も哲雄に罪を被せようとしています。

互いが互いに罪を被せること狙う二人。

4話において一緒に危機を乗り越えたことで

絆が芽生えても良さそうなものですが　吊り橋効果

全くそうはならないようです。

実はこの全てのやり取りは歌仙に筒抜けになっていました。

先を見据えて歌仙にも情報が入るよう

哲雄が帽子の中にマイクを仕込んでいたのです。

歌仙は罪を被せる対象である恭一が家に乗り込んでくると聞いて慌てます。

家にはあの植木鉢があります。

中には延人の肉が微生物と一緒に埋められており決定的な証拠品です。

すぐに電話がかかってきて、それを隠す間もなく家から離れさせられました。

家に着いた恭一は哲雄のパソコンを調べ始めます。

しかし、フェイク動画を作った際の素材はそこに保存されていません。

パソコンの確認を終えた恭一は部屋の隅にある植木鉢に目を留めました。

以前恭一が侵入した際、哲雄が「ちょっと胸騒ぎして」と歌仙に話して

植木鉢を移動させる姿を見ていたのです。

何かを隠したんじゃないか、中身をひっくり返せと詰め寄る恭一。

最大の危機が訪れます。

延人を植木鉢の土に埋めてから４日。

微生物によって完全に生分解されるには十分な時間のはずですが

実際にどうなっているは確認していません。

もし、中からゴロゴロとお肉が転がり出てきたら一発でアウトです。

恭一に見張られながら植木鉢の中身を空ける哲雄。

緊張の瞬間です。

一見、肉らしきものは見当たりません。

しかし、恭一が土を掻き分けている横で哲雄は見てしまいました。

土の中で光る金色の毛髪。

たった一本の毛髪。

微生物はケラチンの前に無力でした。

延人が黒髪だったらまだ良かったのですが。

勘の鋭い恭一はこのたった一本の毛で答えに辿り着いてしまうでしょう。

哲雄の脳裏に一つの考えが過ぎります。

また、人を○すのか？

視界の隅に捉えたのは園芸用の鋏。

もはや哲雄にとってそれは凶器としか見えていませんでした。

一度はその手で救った命。

同じ手で今度はそれを奪おうというのでしょうか？

彼の手は凶器へと伸びていき・・・・・・

ただいまー

その時、歌仙が手に買い物袋を携え帰宅しました。

想定より早い帰宅に哲雄は慌てます。

歌仙は何のために帰宅した？

元々エキセントリックな思考の持ち主だけに哲雄の理解が追いつきません。

しかし、突然の歌仙の出現で窮地は脱しました。

髪の毛が発見されることはなく、その場は流れました。

哲雄と恭一は「歌仙流おもてなし」を受けることになりました。

ダイニングテーブルで並んで座る二人。

いや、一応客扱いされている恭一と並んで座るのおかしいと思います。

座るというより座らされているように見えます。

歌仙はコーヒーとお菓子を出します。

大人しくコーヒーを口にする恭一。

もてなされているんでしょう。

「苦っ」と呟き、眉根を寄せます。

隣の哲雄も同じ感想を漏らします。

それを聴いた歌仙は謝罪の言葉を口にし牛乳を足しました。

これで苦味は誤魔化せました。

改めて二人仲良くコーヒーを口にします。

素知らぬ顔でどういう知り合いなのか尋ねた歌仙。

驚いたことに恭一は自分の正体をあっさりと打ち明けました。

刹那、歌仙の脳裏にトラウマが蘇りました。

ラップフィルム拷問。

そして、同じ時に別の場所で振るわれた夫への暴力。

恭一が当事者であることは百も承知ですが歌仙は怒りを露わにします。

その怒りは恭一の腸に突き刺さりました。

恭一は顔をしかめ、呻きながらお腹をおさえます。

あらやだ、牛乳期限切れだったー

恭一はトイレに駆け込みました。

慌てふためく恭一の背中を見送り歌仙はガッツポーズを決めます。

提供したのは下剤でした。

コーヒーに混ぜても感じるほどの苦味。

おそらく生薬のセンブリでしょう。

ドラッグストアで誰でも買うことができます。

しかし、どうやって恭一に下剤入りのカップを選ばせたのでしょう？

マジシャンズセレクト？

ミステリーの造詣が深い哲雄ですが、首を捻るしかありませんでした。

今のうちに、と恭一に無断で彼のパソコンを開くふたり。

恭一の住所を調べ、そこに○人の証拠を仕込むつもりなんです。

メーラーを開きますが、しかし当然パスワードで保護されています。

そこで哲雄はキーロガーの導入を思いつきます。

キーロガー、それはキーボードの入力信号を記録するツール。

これで恭一が入力したキーが筒抜けになるのです。

恭一がトイレで自分の腸と対話をしている隙に

哲雄は手際よくキーロガーをインストールしました。

しかし、刹那

哲雄の下腹部に強烈な刺激が襲いかかりました。

歌仙の下剤爆撃は罪悪感のカケラもなく無差別に行われていたのです。

トイレの前でその場の所有権を求め悶絶する哲雄。

中から恭一が抑揚のない声で返します。

悪ィ

まさか恭一が哲雄に対し謝罪の言葉を口にする日が来るとは。

感無量です！

しかし、それは哲雄にとって死刑宣告同然でした。

最早一刻の猶予もない哲雄は家の外で用を足すことになりました。

奇しくもそれは延人の眼前で行われました。　眼ないけど

はたして延人はいい気味だと嘲笑っていたのか

それとも動けない自分の前で何してくれているんだと怒りを滲ませていたのか

その答えは定かではありません。

屋外で腸と対話する哲雄とそれを見守る延人。

その最悪のタイミングで愛娘が帰宅しました。

青空の下、これ以上にないほど開放的なシチュエーションでパンツを降ろす父親に

娘は最大限の侮蔑の眼差しを送りました。

帰宅した零花はトイレから開放された恭一と鉢合わせます。

落ち着きを取り戻した恭一は零花に問いかけます。

彼氏さんが行方不明なんですか？という不躾な問いに面食らう零花。

延人の元から避難していることになっている零花は彼の現況を知りません。

突如もたらされた行方不明という情報。

そして、その情報が両親から恭一に伝わったと知り戸惑います。

慌てた歌仙により零花は部屋に追いやられました。

と同時に恭一を便意の第二波が襲い、彼もトイレに追いやられました。

しかし、今度はパソコンと一緒に籠ることにしたようです。

可処分時間の有効活用。

彼はトイレで仕事をすることに決めました。

急ぎ、端末を監視する哲雄と歌仙。

そこには恭一が現在入力しているキーがそのまま表示されていました。

入力された文字列を確認し、哲雄は彼がメーラーにログインしていることを確信します。

無事恭一に勘付かれることもなく、哲雄たちは貴重な情報を入手することに成功しました。

トイレから解放された恭一は哲雄を連れ立って家を出ます。

ふたりを見送った歌仙が早速メーラーにログインするとそこにはKというアカウント名から衝撃のメールが来ていました。

鳥栖家について

鳥栖哲雄を犯人役に仕立て上げ、拷問の末に○す。

戦慄する歌仙。

それは翌日金曜日の19時に実行されます。

それまでに恭一を真犯人に仕立て上げなければなりません。

歌仙は恭一の住所が書かれたメールを確認すると、矢も盾もたまらず家を飛び出しました。

それを見送った零花は靴にメモが入っていることに気づきます。

それは恭一が書き残したものでした。

あなたのご両親は隠し事をしている

戸惑いから不信感へ。

零花も渦の中心に引き寄せられていきます。

歌仙が入手した住所は恭一の実家のものでした。

歌仙は証拠セットを仕掛けるべく近づいていきます。

哲雄が用意した証拠セット、それはフェイク動画に使った素材と延人の遺骨でした。

これを実家に隠していたとなれば延人失踪に恭一が関わっていたことになります。

組織は人命を奪うことも躊躇しません。

恭一とその家族もきっと・・・・・・。

インターホンを押した歌仙に家主であろう女性が声をかけます。

恭一の母親です。

懸賞が当たった、とデマカセを口にし恭一の家の敷居を跨ぐことに成功します。

なんとも古典的な詐欺の手段ですが、あっさりと家に入れてくれる恭一の母。

家族の話などを訊いてもすんなりと答えてくれます。

いい人に違いなく、そして危うい。

歌仙は間島家の過去を知ります。

かつて恭一の父が大衆食堂を営んでいたこと

ある日暴力団のような連中が現れ精神的に追い詰められたこと

父亡き後、恭一が店を再開させるために必死でお金を貯めていること

母想いな恭一の一面を知り絶句する歌仙。

彼もまた家族を大切にする人間だったのです。

恭一の母に見送られた歌仙。

その手には証拠セットの袋がぶら下がったままでした。

恭一と哲雄は零花の一人暮らしの家にやってきました。

再度、手がかりがないか探るようです。

恭一は部下に何かを用意するよう指示します。

部下を待つ間、彼はパソコンを開きます。

メールが届いていました。

送り主は……鳥栖零花。

彼女は恭一のメモを見て連絡をしてきたのです。

餌に食いついた。恭一が視線を鋭くします。

同時にそのメールは歌仙も目にすることになりました。

なぜ娘と恭一が、と驚く歌仙。

何とか接触を断たなければ何も知らない零花は

哲雄の書いたシナリオの矛盾を暴露してしまいます。

すぐに歌仙は零花に電話をします。

しかし、両親への不信感を募らせる零花は電話を取りません。

恭一は零花とファミレスで会う約束を取り付けます。

部下の到着を待たず家を出る恭一。

しかし、哲雄から目を離すわけにはいきません。

かといって連れていくと娘から情報を引き出すのに邪魔となります。

結果、彼の手には手錠がかけられました。

片方は浴槽のドアに繋がれそこから移動することはできません。

焦る哲雄の元にメールが届きます。

零花が恭一と会おうとしている

追い込まれた哲雄は絶叫します。

全ての計画が破綻するまでのカウントダウンが始まりました。

マイホームヒーロー6話でした。

いつの間にかタイムリミットはすぐそこまで近づいていました。

恭一は哲雄に罪を被せることも辞さない覚悟で動いています。

そこに一切の躊躇もありません。

その裏には愛する母の存在がありました。

母を独りにさせるわけにはいかない。

そのためにも彼は絶対に失敗するわけにはいかないのです。

バディの関係は壊れてしまいました。

残された道は一つしかありません。

間島恭一を、鳥栖哲雄を、○す。

マイホームヒーロー第6話【歌仙流おもてなし】

さて、今回はお薬が活躍しました。

実は僕、仕事柄薬に詳しい人。

ということで解説させていただきましょう。

下剤の正しい使い方！

そこにいられると邪魔なので可及的速やかにご退場いただきたい。

目の前の相手に対してそんなダークな感情を抱いたことはありませんか？

そんな時に使えるのが下剤。

飲ませた相手をトイレに追いやり、ひたすら己の腸と対話させることができます。

その時、あなたは自由を手にするのです。

しかし、要注意。

下剤にも色々種類があります。

市販されていて内服によって効果を発揮する下剤は大きく分けて２つ。

便を柔らかくするタイプ、そして刺激して腸を動かすタイプです。

即効性が高いのは後者なのですが

残念ながらお腹が痛くなることがあるんですよねー。

そう、今回の哲雄や恭一のように。

今すぐにでもトイレに篭っていただきたい……

じゃなかった、すぐに出したい辛い便秘にはこちらを使いましょう。

ただし、長いこと使い続けると腸が自発的に動かなくなる習慣性便秘になります。

長期的なスパンで相手の腸を使い物にならなくしたい場合も有効……

じゃなかった、濫用すると便秘が余計にひどくなるので気をつけましょう。

自然な排便習慣を身に付けたいなら便を柔らかくするタイプがおすすめです。

ドラッグストアで買えるので登録販売者や薬剤師に訊いてみましょう！

ちなみに僕は誰かに下剤を飲ませた経験があるわけではないので悪しからず。