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こんにちは、ほろろです。
今回はマイホームヒーロー9話を取り上げます。
ついに最終回目前！
策士哲雄によって恭一は延人○害の犯人にされてしまいました。
これまで悪人悪人とイケメンへの腹いせのように詰ってきた僕ですが
前回の最後の晩餐からつい恭一に肩入れしてしまっています。
ほろろ哲雄も恭一も無事に逃れてほしい！
さて、そんな恭一ですが前回重大なミスを犯していました。
それは哲雄の手の上で踊らされたこと？
いえいえ、哲雄は関係ありません。
今までの恭一なら有り得ないほどのケアレスミスです。
皆さんは気づかれたでしょうか？
本記事の後半、考察パートで綴るのでぜひ最後まで見ていってください。
マイホームヒーロー第9話【ストーリーを振り返り】
足掻く恭一(高橋恭平)
恭一に迫る最期の時。
しかし、無実の罪を着せられ、このまま黙って生贄にされる理由はありません。
迫り来る死を前に恭一の身体は最大出力で反撃に出ました。
抑えつけられ床に這いつくばった体勢から3人もの男を突き飛ばし部屋から逃れることに成功しました。
追手を振り払い、恭一は屋上まで駆け上がります。
そこから避難梯子を使い、先ほどまで現場になっていた部屋に戻ってきました。
もう恭一に残された道は逃亡しかありません。
部屋にあった隠し金(かくしがね)を回収しに戻ったのです。
ほろろ外に逃げずに一旦戻ってくるとは大した胆力(たんりょく)
部屋には不審な点がありました。
1つは部屋と部屋の間のパーテーション。
自分の知らない傷がそこについていたのです。
もう1つはベランダの鍵。
いつも必ず施錠しているはずが空いているのです。
違和感を一旦意識の埒外に移し、恭一はマンションからの脱出を試みます。
一部の金を外にばら撒き、集まった群衆に紛れ込みました。
竹田が追いつきますが、多くの人間の前で揉め事を起こすことはできません。
その場での深追いは中止せざるを得ませんでした。
哲雄(佐々木蔵之介)、最後の作戦
その頃、解放された哲雄は全ての方が付いたことを歌仙に報告していました。
ホッと胸を撫で下ろす妻、歌仙。
何も知らないまま穏やかな顔で眠りに就く零花。
哲雄は家族を守ることができたのです。
しかし、哲雄はまだ慎重な姿勢を崩しません。
見落としがないか再度零花の一人暮らしの家の扉を開きました。
このことが後に大惨事を引き起こすことになるとはまだ知る由もありません。
哲雄は思い出します。
最後の作戦−−
恭一に見張られている以上、それは歌仙に託すしかありませんでした。
AM2:15、証拠セットを手に入れた歌仙は恭一の家に向かいます。
その頃の哲雄と恭一は最後の晩餐を終え組織の拠点に戻っていました。
恭一の家が無人であることは哲雄からの電話で確認済みです。
正面からの侵入は対策が施されており不可能。
屋上からの侵入を試みるしかありません。
購入してきた縄梯子を引っ掛け、そろりと恭一の隣の部屋のベランダに降り立ちます。
引っ掛けられる場所が限られていたので直接の侵入は無理でした。
次は縄梯子を部屋と部屋の間のパーテーションに引っ掛け、無事に歌仙は恭一の家のベランダに足を踏み入れました。
しかし、防犯意識の高い恭一のことです。
ベランダに通じる窓の鍵が空いているはずがありません。
ところが歌仙は何の苦労もなく部屋の中に入ることができました。
目指すは金庫。
歌仙は頑強な番人にALSライトを当てます。
すると1〜9までテンキーのうちの4つのキーに指紋が浮かび上がります。
この4つの数字が金庫を開ける時の暗証番号です。
これで10,000通りの組み合わせが24通りまで減りました。
もちろん解錠はすぐに為され、番人はその口を開きました。
歌仙は金庫の奥に証拠セットを忍ばせます。
全ては哲雄が仕組んだ作戦でした。
答え合わせの時
恭一は変装し商店街を行きます。
これまで持ち前の勘の良さで哲雄を追い詰めてきた恭一は自身が追い詰められる立場になってもやはり冴えていました。
パーテーションの傷、空いていたベランダの鍵
ふと歩みを止め、目に入ったの洋食屋の店頭に並んだオムレツの食品サンプル。
哲雄にオムレツを振る舞った時のことがフラッシュバックします。
刹那、恭一は悟りました。
ああ、嵌められた
最後の晩餐、その時に哲雄は恭一の善意を踏み躙ったのです。
哲雄は父を事故で亡くしていました。
自身の身の上話を打ち明け、共に過ごしたこの1週間が苦難に満ちていたことを口にし涙を流します。
そうして、恭一の共感を引き出しました。
最後の晩餐の準備を始めた恭一。
しかし、それでもまだ哲雄の目的を完遂するだけの隙はありません。
哲雄の目的−−
証拠セットが置けないというこの状況下で狙うは、ベランダの窓のロックの開錠でした。
そのために必要な時間は最低3秒。
3秒だけ恭一が目を切ってくれれば
キッチンに立つ恭一に向かって哲雄は話しかけます。
恭一が父親を亡くした過去を掘り下げる哲雄。
恭一は父がヤクザに○されたと考えていると打ち明けます。
哲雄はそれを聴き、震える声で指摘します。
零花は僕と同じ体験をするんですね
哲雄と恭一、父親の命を他人によって奪われたという共通点。
同じことが今、無辜の民である零花に起きようとしています。
恭一は何も言いません。
静かにフライパンの上を滑るバターを眺めています。
もし自分が殺されるようなことがあっても事故か自殺に見せかけてほしい
哲雄の最期の願いが恭一のトラウマを抉りました。
恭一の心はその場を離れ、過去にトリップします。
ああ、わかった
一瞬の上の空の後、恭一は応えました。
その時、勝敗は決したのです。
何が起きたのか全てを悟った恭一。
完敗したと自らを嘲るように高笑いします。
このままでは終われません。
恭一は鼬の最後っ屁をかまします。
電話を手に取りました。
恭一君だよね？
電話の向こうで麻取義辰が応じます。
どこまで知っているのでしょう？
不気味なほどに冷静です。
しかし、どうやら全てを聴いているようです。
怒り狂ってがなり立てられなかったのは幸運でした。
恭一は真犯人が鳥栖哲雄であることを暴露します。
それでも義辰のジャッジは冷酷無比なものでした。
恭一と哲雄、どちらが犯人か僕が判断して○す
そして犯人の家族を窪に○してもらう
恭一の目論見は外れました。
義辰は冷静に見えて実は壊れていました。
義辰(吉田栄作)の衝動
電話を切った義辰。
そして事務所の全貌が写ります。
そこは台風でも過ぎ去った後のように荒れ果てています。
義辰は追撃を加えるように電話を叩きつけ絶叫します。
窪が呼び出されました。
義辰のパソコンのモニターには。
裸に剥かれた中年男性と彼の免許証の写真が映っています。
義辰は気づいたのです。
恭一が真犯人だと告発した男｢鳥栖哲雄｣は
以前、バーで盃を交わした男でした。
義辰は窪にALSライトを用意するよう要求します。
連鎖
その頃、哲雄は零花の部屋のベッドで休息をしていました。
そこに家族からのメールが届きます。
帰ろう、我が家へ
全て終わった。そう、哲雄は安心し切っていました。
しかし、部屋を出ようと玄関に向かうと……。
静謐だった空間にガチャリと鍵が回る音が響きました。
哲雄はクローゼットの中へ身を隠します。
はたして、中に入ってきたのは麻取延人の父親、義辰でした。
哲雄は義辰の顔を覚えています。
なぜ今更この男が？
その手にはあるアイテムが握られています。
ほろろALSライト！
今度こそ決定的な証拠を見つけられてしまいます。
何とか妨害しなければ！
しかし、策は浮かびません。
そして、義辰はそれで照らしてしまいました。
かつて延人が血の海に沈んだ床を。
ああ、ここで死んだんだなぁ
そう呟いたかと思うと義辰はまるで愛する息子を抱くようにその名前を叫びながら床に頬擦りを始めました。
それは奇行なのか？
それとも愛する息子に向けた正常な反応なのか？
哲雄は呆然と立ち尽くします。
その時、義辰が不意にクローゼットに目を向けました。
クローゼットには隙間があります。
隙間を通して、中の人物と視線が交錯しました。
哲雄はそれ以上の抵抗を諦めました。
クローゼットから出て
帽子を脱ぎ
床に膝をつきます。
そして、丁寧に頭を下げました。
全て、僕がやりました
○した男の父親が嘆き悲しむ姿を前にして、哲雄には正直になる以外の選択肢がありませんでした。
映画を見るのにドラマは不可欠？
マイホームヒーロー第9話【恭一の重大ミス】
僕が前回の記事で触れた3つのポイント。
そのうち、歌仙の侵入経路と金庫をどう開けたのかは今回判明しました。
もう今となっては明かされることもないと思うのでここで成仏させてください。
気になり過ぎる！証拠セットを見逃した恭一
哲雄はどうやって歌仙への受け渡し場所に証拠セットを隠したんでしょう？
細かいことが気になってしまう僕の悪い癖なんですが
ここで証拠セットの歴史を振り返ってみましょう。
証拠セットは6話にて哲雄の手によって生み出されました。
その内容は延人の遺骨と5話で撮影された延人の生存を仄めかす偽装ビデオのデータです。
はじめ証拠セットは歌仙が持ち歩いていました。
恭一の家に仕掛けるという目的はこの時から一貫しています。
しかし、明らかになった住所は恭一の実家。
恭一の母が一人で暮らしており、そこで歌仙は恭一の親想いな一面を知ります。
歌仙は証拠セットを置いてくることができませんでした。
その頃、哲雄は零花の部屋で拘束されていました。
恭一がいない隙に哲雄は歌仙を呼び出し、証拠セットを受け取ります。
恭一の住む家が判明したのでそこに仕掛けようというのです。
拘束から抜け出した哲雄は恭一の家に向かいますが、頑強なセキュリティに阻まれ中に入ることはできませんでした。
哲雄は恭一が戻ってくる前に急ぎ零花の家に引き返します。
恭一と合流した哲雄は言葉巧みに彼を操り、彼自身の家に誘導。
恭一はできる限り哲雄から目を離したくありません。
哲雄を連れ、家に向かいました。
全ては哲雄の狙い通り。
今度こそ証拠セットを恭一の家に仕掛けるのです。
しかし、恭一は隙を見せませんでした。
家の中にいてもなお哲雄の監視を怠りません。
結局、証拠セットを仕掛けることはできないまま家を出るしかありませんでした。
ここから哲雄と恭一は組織の拠点に向かうのですが、
その最中に証拠セットを受け渡し場所に隠したと考えられます。
これを歌仙が回収し、今回の話に繋がっていくわけです。
改めて振り返ってみても哲雄が証拠セットを隠す際、
恭一も一緒にいますよね。
哲雄に隠させる隙を与えるとはあまりにも重大なミスです。
この恭一の油断も敗因の一つであることは間違いないでしょう。
劇場版の考察
こちらは劇場版の内容を漫画YouTuberのうたまるさんと一緒に考察した動画です。
ドラマもしくはアニメを全て視聴済みの方や
漫画の第一部までの内容を知っている方向けのネタバレあり動画となっています。
ぜひご覧ください。
原作漫画の紹介
僕の相方YouTuberのうたまるさんのチャンネルでは原作漫画のマイホームヒーローを取り上げています。
また、ブログでも紹介されています。
この記事を読むと買って読みたくなるので要注意です！
それでは、次の記事でお会いできますように。バイバイ！
＼アニメ版はU-NEXTで見放題／
マイホームヒーローを見るならアラジンXがおすすめ！
当ブログではありとあらゆる映像作品の視聴にホームシアター「アラジンX(旧称：ポップインアラジン)」をおすすめしています。
もちろんDisney+も見られるのでマイホームヒーローを100インチの大画面で楽しめますよ。
テレビの買い替えにホームシアターという選択肢も挙がるのが今の世の中。
その魅力に以下の記事で触れてみてください。
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ポップインアラジン2プラスはアラジンX2プラスにリニューアルしました。少しだけアップデートもされています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
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